食品工場ロボット化け計画食品工場ロボット化計画

日本の食品工場は、
IoTで変えられる!

労災や人的ミスなど、⼈⼿不⾜によるリスクへの対策が求められる中、
HACCP制度による衛⽣管理の厳格化が重くのしかかる食品工場。
工場まるごとは無理でも、外観検査や温度管理を自動化し、
IoTで得たデータを活用することで、生産性は向上します。

工程別に強みあり!
IoTで食品工場の悩みを解決してくれるメーカー・ロボットSIer

人手不足による稼働率の低下や労働環境の悪化、ヒューマンエラーによる品質のバラつきなど、食品工場が抱える悩みを解決に導く手段の1つとして、ロボットとインターネットを組み合わせた食品工場のためのIoTを提案します。

ピーエムティーのイラストピーエムティーのイラスト

優れた外観検査と高速生産を一体化!
技術力で生産性を高める

ピーエムティー

理化学機器や医療機器、食品検査機器を手掛けてきたメーカーとして、食品工場での供給、箱詰めロボットにそれぞれ外観検査装置を組み合わせることで、省人化や効率化を実現する高性能ロボットシステムを開発しています。さらに、ロボットシステムインテグレーターとして、他社のロボットを組み合わせた生産ラインの構築にも柔軟に対応しており、クライアントの施設の課題に合わせたロボットシステムの提供が可能です。

※選出理由:幅広い業界の生産活動の高度化を推進する「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」(https://www.farobotsier.com/)の会員であるロボットシステムインテグレーター138社(2021年7月1日時点)の中から、食品工場向けのソリューションを提供しており、かつ食品工場の外観検査と高速生産を両立するロボットシステムを公式サイトで紹介している企業をピックアップしました。

検査工程の自動化を提案

日伝のイラスト日伝のイラスト

商社機能をフル活用!
温度管理システム構築の実績がある

日伝

メカニカルパーツ&システムの専門総合商社として、顧客の課題を解決するために必要な機能を備えた製造システムの提案に長けています。温度管理の自動化を企画し、農林水産省の「食品製造業の生産性向上事例集」に事例として取り上げられた実績があります。製造現場が抱える課題に対して、自社の技術はもちろんグループ会社のリソースも活用して解決に導きます。

※選出理由:幅広い業界の生産活動の高度化を推進する「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」(https://www.farobotsier.com/)の会員であるロボットシステムインテグレーター138社(2021年7月1日時点)の中から、食品工場向けのソリューションを提供しており、かつ食品工場の「温度管理を自動化したい」というニーズに適した提案実績が公的機関に取り上げられた企業をピックアップしました。

温度管理の自動化を提案

日本サポートシステムのイラスト日本サポートシステムのイラスト

エンジニアの数が違う!
工場まるごとIoT化もお任せできる

日本サポートシステム

130人以上のエンジニアが在籍し、設計から製造、導入後のサポート体制まで対応(2021年10月時点、公式サイトより)。ロボット、治具、生産設備、装置など、製造実績は累計10,000台以上(2021年10月時点、公式サイトより)。さまざまな業種の設備提案の知見を活かし、工場全体のIoT化をサポートします。

※選出理由:幅広い業界の生産活動の高度化を推進する「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」(https://www.farobotsier.com/)の会員であるロボットシステムインテグレーター138社(2021年7月1日時点)の中から、食品工場向けのソリューションを提供しており、かつ「工場全体のIoT化を進めたい」というニーズに適した規模の設備、製造実績を公式サイトに掲載している企業をピックアップしました。

新工場全体のIoT化を提案

【外部】おすすめの業務用生ごみ処理機3選比較を見る

食品工場向け!
メーカー・ロボットSIer3社のお悩み解決策

検査工程を自動化したい!
食品業界に特化!外観検査を組み込んだ製造ライン機器で生産性を向上!

ピーエムティー

  • 外観検査装置と高速生産を同時に実現するロボットシステムを開発
  • 遠隔モニタリングシステムによるデータ管理の効率化も提案
  • 医療機器や食品検査機器を手掛けてきた実績あり

得意分野(提案・開発実績あり)

  • 供給・整列
  • 検査
  • 包装・箱詰
  • 遠隔操作
ピーエムティーのスライド画像1 引用元:ピーエムティー公式HP
https://pmt-robot.com/
ピーエムティーのスライド画像2 引用元:ピーエムティー公式HP
https://pmt-robot.com/
ピーエムティーのスライド画像3 引用元:ピーエムティー公式HP
https://pmt-robot.com/
ピーエムティーのスライド画像1
ピーエムティーのスライド画像2
ピーエムティーのスライド画像3

ピーエムティーの特徴を
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ピーエムティーの3つの強み

  • 食品工場の
    スマート化をサポート
    食品工場の供給、整列、箱詰め、外観検査といった各工程の課題を、さまざまなメーカーのロボットや画像検査システム、IoTシステムを組み合わせることで解決に導く提案をしています。
    外観検査装置を組み込んだ供給・整列ロボットシステムや箱詰めロボットシステムの開発もしており、クライアントの細やかな要望に対応する技術力も兼ね備えています。
  • 工場の課題を解決する
    高い技術力
    理化学研究所などと共同で数多くの理化学機器や食品検査装置、医療装置などを開発してきた「LIFETECH (ライフテック)社」の優れた技術力を持っています。短納期、低コストを実現する産業機器などを数多く手掛けてきた知見を活かし、食品工場の生産性を高めるロボットシステムの開発をしています。
  • 健康経営のノウハウを
    食品工場にも
    「全従業員の物心両面の幸福を追求する」ことを経営理念の1つに掲げているピーエムティー。従業員の健康配慮への取り組みに優れた企業として、2020年には持株会社が日本政策投資銀行(DBJ)の「DBJ健康経営格付」を取得しています※。
    社内で培ったノウハウを活かし、食品工場が抱える人手不足による職場環境の悪化などの課題解決もサポートすることができます。

※参照元:日本政策投資銀行「(株)シンク・アイホールディングスに対し、『DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付』に基づく融資を実施 -九州の機械系製造業で初のDBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付取得-」(https://www.dbj.jp/topics/dbj_news/2020/html/20201211_203019.html

主な提供システム・実績

外観検査搭載高速供給ロボットシステム

食品工場における外観検査と商品の供給を同時に自動化するロボットシステム。高速で流れていく製品の外観から、異物の混入や傷の有無などがないかを確認し、迅速に供給することができます。

これまでの人の感覚や視覚に頼った検査と比べ、正確でスピーディーな検査を実現するため、作業時間の短縮や省人化も可能。

遠隔モニタリングシステムを組み合わせて使用することで、PCでの確認や記録も容易にでき、書類作成などの管理業務の負担も削減することができます。

高速整列ロボットシステム

任意の場所に製品を整列させる作業をロボットが担います。

高速で流れてくる製品を、ロボットが腕(アーム)の先端で吸着。人手に頼ることなく、商品を正しい向きに直して整列させることができます。長時間、一定のスピード、品質で作業を続けることができるため、生産性の向上に寄与します。

外観検査搭載高速箱詰めロボットシステム

外観検査と製品の箱詰め作業を同時に自動化するロボットシステム。

高速で流れてきた製品をチェックし、問題があるものは自動で外すなど、細やかな作業に対応が可能です。遠隔モニタリングシステムを組み合わせることで、生産ラインの稼働状況をPCで確認、管理することもできます。

ピーエムティーに
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会社概要

本社所在地 福岡県糟屋郡須恵町大字佐谷1705-1
創業 1991年
URL https://pmt-robot.com/
電話番号 【関東事業所】04-2935-2711

※公式サイトの情報より抜粋

温度管理を自動化したい!
商社機能を活かしたソリューション提案で食品工場の課題を解決

日伝

  • メカニカルパーツ&システムの総合商社
  • 商社のノウハウを生かし、製造工場の課題解決ソリューションも提供
  • 食品工場の温度管理の自動化を企画した実績あり

得意分野(提案・開発実績あり)

  • 調理・加工
  • 供給・整列
  • 搬送
  • 遠隔操作
日伝のスライド画像1 引用元:日伝公式HP「MEKASYS」
https://www.mekasys.jp/case-study/detail/?id=1&industry=food
日伝のスライド画像2 引用元:日伝公式HP
https://www.mekasys.jp/case-study/detail/?id=86&industry=food
日伝のスライド画像1
日伝のスライド画像2

日伝の特徴を
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日伝の3つの強み

  • Face to Faceで
    徹底サポート
    Face to Faceのコミュニケーションを大切に、これまで築いてきたモノづくりネットワークを活かし、国内だけでなく海外まで幅広い現場のニーズや課題解決のための提案をおこなっています。
  • 豊富な事例に基づく
    提案力
    さまざまなメーカーの機械要素部品から産業機器まで幅広く扱っており、IoT機器や産業用ロボットなどを組み合わせたソリューション提案の実績が豊富。製造現場で抱える課題解決をサポートしています。
  • グループ企業の
    リソースを活用できる
    自社で取り扱っている機械要素部品や産業機器だけでなく、グループ会社の強みを合わせた提案・システム構築が可能。子会社には木工機械・プラスチック樹脂加工会社や空気清浄機、粉体成形機(粉末成形プレス)の設計・製作などがあります。

主な提供システム・実績

高速スピン洗浄機のイメージイラスト
引用元:日伝公式HP「MEKASYS」
https://www.mekasys.jp/case-study/detail/?id=1&industry=food

高速スピン洗浄機

有光工業の洗浄機を採用した提案事例。高速回転させるスピン乾燥で、ムラのない均一な乾燥を可能にした事例です。さまざまなコンテナの形に対応し、各種コンテナ専用の治具で洗浄・乾燥作業を効率的に行います。1回に2個のワーク洗浄が可能なので短時間での作業効率化と、少ない工程で1人でも作業が可能なことからも人件費のカットが可能になりました

日伝のデータ取得のイメージイラスト
引用元:日伝公式HP
https://www.mekasys.jp/case-study/detail/?id=86&industry=food

Smart Portal SP5000シリーズ ボックスモジュール

シュナイダーエレクトリックホールディングスの、製造現場のネットワークとオフィスの管理ネットワークをつなぐゲートウェイ端末を採用。計量の結果をパソコンで取得できるようになり、手作業による誤入力等のミスを削減しました。材料は適量か、正しい順番で投入されているかといった確認もできるため、作業ミスの防止にもつながります。

画像がないことを示すイラスト

食品製造の温度管理を自動化

HACCPの重要管理点の1つとされている「中心温度の測定」の自動化を企画。これまで任意の商品を抜き取り、従業員が測定、記録していた作業を自動化することで省人化する取り組みで、ライン導入に向けたテスト中に農林水産省の「食品製造業の生産性向上事例集※」に紹介されています。
デンソーウェーブのロボットにチノーの温度計を装着。測定結果を、シナプスイノベーションの生産管理システムで管理することで、自動化を実現しました。

参照元:農林水産省公式HP「食品製造業の生産性向上事例集【PDF】」(https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sanki/soumu/attach/pdf/seisansei-7.pdf)

日伝に
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会社概要

本社所在地 大阪府大阪市中央区上本町西1-2-16
創業 1935年
URL https://www.nichiden.com/
電話番号 06-7637-7000(大代表)

※公式サイトの情報より抜粋

工場新設を機にIoT化を進めたい
130人以上のエンジニアが在籍する大規模SIer(2021年10月15日時点)

日本サポートシステム

  • 自社で設計から製造、導入後のサポートまでを一貫して提供
  • 食品工場のみならず、OA機器業界や自動車業界など幅広い業種の機械を開発
  • 累計10,000台以上の製造実績あり(2021年10月15日時点、公式サイトより)

得意分野(提案・開発実績あり)

  • 調理・加工
  • 検査
  • 包装・箱詰
日本サポートシステムのスライド画像1 引用元:日本サポートシステム公式HP
https://jss1.jp/pastwork/roasting_machine/
日本サポートシステムのスライド画像2 引用元:日本サポートシステム公式HP
https://jss1.jp/pastwork/impact_test/
日本サポートシステムのスライド画像3 引用元:日本サポートシステム公式HP
https://jss1.jp/pastwork/labeling_device/
日本サポートシステムのスライド画像1
日本サポートシステムのスライド画像2
日本サポートシステムのスライド画像3

日本サポートシステムの特徴を
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日本サポートシステムの3つの強み

  • 130人以上の
    エンジニアが在籍
    2021年4月時点で、機構設計35名、電気設計35名、加工技術20名、製造技術50名、営業技術10名と多くのエンジニアが在籍。初回の商談から装置提案、設計、製作据付、保守までのすべての工程をエンジニアが対応しています。
  • 工場全体の自動化の
    マネジメントが可能
    生産の一部分から全体まで、顧客のニーズに合わせた提案が可能。工場が抱える課題に合った解決策を提案するため、装置開発に関わる検証・設計・加工・製造・保守と、エンジニアが専任となりノンストップで対応しています。
  • 目指すは世界No.1の
    ファクトリー・イノベーター
    1990年の創業以来、食品工場をはじめとする各業種の製造工場400社、計10,000台以上の装置を製作(2021年10月15日時点、公式サイトより)。過去の類似案件のデータをもとに、1週間で概算の見積もりを作成することが可能です。

主な提供システム・実績

熱衝撃試験機のイメージ(イラスト)
引用元:日本サポートシステム公式HP
https://jss1.jp/pastwork/impact_test/

メンテナンスフリーの熱衝撃試験機

ガラス製品の熱衝撃試験機を導入した事例。ガラス製品をかごに入れ、設定した回数で低音高音の水に浸ける事を繰り返します。ヒーターおよびチラーを使用した温度制御で負荷の発生を確かめ、製品の耐久性や信頼性を評価します。

メンテナンスフリーで、長期間での使用が可能。さらに、熱衝撃試験機の導入で人員削減が可能になりました。

焙煎機のイメージ(イラスト)
引用元:日本サポートシステム公式HP
https://jss1.jp/pastwork/roasting_machine/

大量焙煎と適切な温度での焙煎が可能な焙煎機

豆を投入すると高温で豆を焙煎し自動排出する焙煎機を導入した事例です。

焙煎には大きく分けて浅煎り、中煎り、深煎り、極深煎りの4つあり、さらに細かく分けられていますが、日本サポートシステムが提供している焙煎機では一度に大量の焙煎を可能にするだけでなく、豆に合わせた適切な温度での焙煎をおこない、その豆の良さを引き出します。

ラベリング装置のイメージ(イラスト)
引用元:日本サポートシステム公式HP
https://jss1.jp/pastwork/labeling_device/

省スペースで安全設計のラベリング装置

医療業界の依頼を受けて開発したラベリング装置の事例です。専用トレイにセットすることで、ロボットが製品を吸着しラベリング装置部へ水平に投入。ラベリングを実施して排出し、再度ロボットが吸着して排出トレイに段積みをおこないます。

協働ロボットなので近くに人がいても問題なく、コンパクト設計で省スペースにも対応します。トレイの角度を調整して製品を受け取りやすくされた安全設計です。

日本サポートシステムに
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会社概要

本社所在地 茨城県土浦市卸町2-13-3
創業 1990年
URL https://jss1.jp/
電話番号 050-1743-0310(代表)

※公式サイトの情報より抜粋

今、食品工場に求められるIoT

食品工場の課題解決を促進するロボットにはどんなものがあるのか、生産管理にIoTを取り入れることでどのような効果が見込めるのかを調査しました。

食品工場で活躍するロボットとは?

食品工場で活躍する高性能なロボットを工程別に紹介します

食品工場でも急速に進んでいるロボット化。かつては「人の手でなければ再現は難しい」とされていた工程にも対応できるロボットが続々と登場しています。

【特集】生産性を向上!食品工場のIoT事例

ロボット導入による自動化で作業時間を大幅に短縮した食品工場や、IoT化によりデータ管理が容易になり、人員削減と効率化を両立させた食品工場の事例を紹介します。

【特集】
HACCP義務化で増えた負担を軽減する方法

2021年6月1日に制度化された食品衛生管理の手法である「HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point/ハサップ)」への対応についてや、課題解決に役立つIoT化を提案します。

食品工場向けの産業機械メーカー・ロボットSIer企業一覧

食品工場向けの装置やロボットシステムを製造しているメーカーと、各社のロボット機器を組み合わせて生産性の高いシステムを構築、提案するロボットSIerを紹介します。

アイエイアイ

一定の動きが欲しい場面におすすめ

アイエイアイは静岡県静岡市にあるメーカーで、小型産業用ロボットの開発・製造、農業技術の開発を行っています。食品工場では、主に搬送装置選別装置が使われています。

本社所在地 静岡県静岡市清水区尾羽577-1
創業 1976年

アイエムパック

北海道に本社を構え、機械の製造からアフターフォローやメンテナンスまで対応している会社です。自動整列機やスライドコンベアなど、手作業を省力化する機械を豊富にそろえており、複数の機械を組み合わせたラインの構築も可能です。

本社所在地 北海道札幌市白石区米里1条2丁目14-10
創業 2010年

アラインテック

1つの工程からシステムまで幅広く対応

アラインテックは山口県岩国市にあるメーカーで、産業機械や自動化システムなどの製造を行っています。食品工場では、主に包装機が使われています。

本社所在地 山口県岩国市長野1815-7
創業 1950年

イシダ

5つの工程をカバーする食品機械メーカー

イシダは京都府京都市にあるメーカーで食品に関わる機械全般を製造しています。特に、計量・包装・印字・検査・搬送といった5つの工程は納品実績も多いです。

本社所在地 京都府京都市南区西九条東比永城町75 GRAND KYOTO 3F
創業 1893年

石巻アパラタス

ロボットシステムインテグレータとして、業界初の装置の開発や自動化に適した装置の提案、問題の原因究明などを行っている会社です。食品加工工場で使われる自動開封装置は実際の製造工場で用いられ、効率化に貢献しています。

本社所在地 宮城県石巻市不動町二丁目16番8-31
創業 1967年

板橋工業

梱包や包装、物品機械の販売からエンジニアリングまで

板橋工業は東京都板橋区にある会社で、梱包や包装、物流機械の販売やエンジニアリングを行っています。食品工場では、自動化に向けたサポートに使われています。

本社所在地 東京都板橋区双葉町35-10
創業 1956年

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工場で活躍するロボット

工場や倉庫では、今やたくさんのロボットが人間の代わりに業務を行っています。従来は人間が行っていた作業をロボットが肩代わりすることで、人件費の削減や業務中の事故の減少、24時間の倉庫業務続行などといったさまざまなメリットを享受できるのです。

箱詰機

箱詰機は、ひとつもしくは複数の製品をハンドリングし、指定されたパターンにしたがって箱詰めを行う機械です。商品出荷の際には、多くの商品は段ボール箱に箱詰めされますが、この過程は特に自動化がしやすいところでしょう。

外観検査機

外観検査機は、完成した食品や製品の外観を自動的にチェックし、問題がないかどうかを確認するシステムです。汚れや欠損などの問題を洗い出し、問題がある商品を除去します。従来は人の目を用いてきましたが、この過程を自動化することで正確性と効率が大幅に向上しました。

包装機

包装機は、液体、個体、粉末といったさまざまな形状の商品をそれぞれに適した形で放送するための機械です。包装する対象によってその方法もまったく異なるものになるので、工場単位で使い分けられることもあります。

フードプリンター

フードプリンターは、可食インクを用いてさまざまな食品に賞味期限や社名ロゴ、メッセージやイラストなどを印刷するための機械です。サーマル式、ピエゾ式、コンティニュアス方式の3種類があり、それぞれ適した分野が異なります。

ピッキングロボット

ピッキングロボットは、さまざまな商品の中から必要なものを取り出して運搬するための機械です。一度に素早く大量の商品を運搬できるほか、重量物の運搬もできるので、人的コストだけでなく怪我やトラブルの発生も防げます。

パレタイジングロボット

パレタイジングロボットは、商品を一度に大量に運搬するため、パレットの上に商品を詰んでいく作業を行うための機械です。短時間で効率的に大量の荷物をパレットに載せられますが、形状の異なる商品の場合は部品の付替えが必要です。

トレー供給機

トレー供給機は、さまざまな食品を乗せるためのトレーを供給するための機械です。適切に動作するためには、トレー供給のタイミングとラインのスピードを合わせなくてはいけません。また、供給機に十分なマガジン容量があるかどうかも重要なチェック項目です。

盛り付けロボット

盛り付けロボットはお弁当に盛り付けるためのロボットです。ロボットが容器を確認して盛り付けるので、人間の作業が不要です。人間協働型の場合、人間と同じ位の大きさなので、人間の隣に並べて一緒に作業することもできますが、人間のように疲労や集中力の欠如、個体差がありません。

パレット搬送ロボット

倉庫内におけるフォークリフトの動きを行うロボットです。AGVとAMRの2種類があります。AGVタイプはガイドに従って自動的に動いてくれますが、多く動作環境を整える必要がありました。しかし昨今登場したAMRと呼ばれる搬送ロボットはレール等を敷く必要のない、自律式のロボットになりますので、様々な環境に導入し、運用できます。耐荷重が異なるタイプが登場していますので、主に搬送する荷物によって対応する搬送ロボットを選ぶとより効率的な環境をもたらすことになります。倉庫管理システムと連動できるものなど、様々なタイプが登場しています。

工場監視システム

工場監視システムは工場の設備を可視化・監視するシステムです。設備の状況をリアルタイムで把握・確認できますのでトラブルやアクシデントを未然に防いだり、仮にトラブルやアクシデントが発生してしまった場合にも被害を食い止めることができるでしょう。また、それまでの状況から、トラブルが起きそうな設備を把握できるなど、可視化されたからこそ分かる点が発見できるでしょう。

エクストルーダー

エクストルーダーは、原料の混合や押し出しに対応した機械です。主に原料の混合と成形が必要なスナック菓子やシリアル、麺類などの食品工場で用いられています。また、ペットフードの製造に使われるなど、汎用性の高さが特徴です。大別して1軸式と2軸式があり、それぞれ対応できる工程が異なります。エクストルーダーの価格は生産量によって変わるため、予算を決めることが重要です。導入する際はしっかりと見積もりを取っておきましょう。

自動皮剥き装置

野菜や果物、魚など食材の皮剥きを自動化できる機械が自動皮剥き装置です。野菜や果物などの皮剥き作業を伴う食品工場の効率化に寄与します。主にスチームピーラーとドラムピーラー方式があり、皮を剥く仕組みが異なります。自動皮剥き装置を選ぶ際は、必ず使いたい食材への対応の可否をチェックしましょう。また、ばらつきがある食材への対応の有無や、生産能力も確認する必要があります。機械の衛生状態を保つために、掃除のしやすさも考慮しておきましょう。

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