なんつねの生産性向上のポイントや製品・サービスの特徴をまとめました。
食品に特化してシステム開発がされているため、工程に無駄がありません。食品の鮮度や安全性を維持しながら、適切な処理を行えるよう、工夫を凝らしたロボットシステムを多数開発しています。生鮮食材はもちろん、加工品を扱うロボットシステムも得意としています。
整列されたスライス肉を、トレイに自動盛り付けするロボットシステムです。人力を介さないため、食肉に触れることなく製品を出荷できます。1時間に最大800パック作業することができるため、人の手を介すよりも圧倒的に効率的に作業できるでしょう。 トレイ供給や補充も自動で行うことができるほか、豊富な盛り付けバリエーションで見た目も綺麗に仕上げることが可能です。肉の厚みを問わず、綺麗に並べることができます。
鶏肉袋を開封する際、ただ袋を開封するだけでなく、鶏肉と一緒に入っている水分を処理しなければなりません。その工程を全て自動化するのがこのロボットシステムです。 鶏肉を袋のままベルトコンベアに流し入れると、袋は飛ばして自動廃棄されます。排出された袋は押し出され、細分化され蓄積されていきます。 袋から出た鶏肉はそのまま脱水機を通り、脱水されます。人力で行うには人員も労力もかかる工程を自動化したのがこのロボットシステムです。
なんつねへの依頼を検討するにあたって、自社が抱える課題を把握することをおすすめします。工程によって頼るべき企業は異なるため、どこの工程の自動化を行いたいのか(検査工程、温度管理、工場の新設に伴って全て…など)を明確にすると良いでしょう。その上で生産性向上の手段の1つとして、ロボットとインターネットを組み合わせた食品工場のためのIoT化を実現できる依頼先を選んでください。
公式サイトに記載なし
「人の立場に立ったものづくり」を掲げており、まるでそこに人がいるかのようなロボットシステムの開発を得意としています。食肉加工に特化したシステムを開発しているため、全ての工程は難しくても、特定のポジションを省人化できるようなシステムが豊富です。
創業時から一貫して、食肉加工を中心に製品提供を行ってきたなんつね。食品加工においては様々なロボットシステムを開発しており、人材不足を解消するためのシステムを多数開発しています。 また、ただシステムを開発するだけではなく、加工した食品も販売しており、そのノウハウがシステム開発にも活かされています。
本社所在地 | 大阪府藤井寺市大井4-17-41 |
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創業年 | 1925年 |
事業内容 | ミートスライサー・ハムスライサー・ミンチ・惣菜機器など食肉機械の製造および販売 ほか |
公式サイト | https://www.nantsune.co.jp/ |
食品工場に特化したロボットシステムを提案しているロボットSIer。検査装置を搭載した整列・供給、箱詰めロボットシステムなどの開発を手掛けており外観検査の自動化で生産性を向上させます。
多くの仕入れ先の製品を組み合わせ、生産現場の課題解決につながるシステムを提案する産業用機器などの専門商社。工場の自動化やIoT化に注力しており、食品工場の温度管理を自動化させた実績もあります。
食品工場のみならず、OA機器業界や自動車業界など幅広い工場の生産ライン機器の製造実績を持つSIer。130人超のエンジニア(2021年4月時点)が在籍し、工場全体の自動化をマネジメントします。
※選出理由:幅広い業界の生産活動の高度化を推進する「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」(https://www.farobotsier.com/)の会員であるロボットシステムインテグレーター138社(2021年7月1日時点)の中から、食品工場向けのソリューションを提供しており、かつ各ニーズの条件を満たした会社を選出しました。
(1)検査工程:食品工場の外観検査と高速生産を両立するロボットシステムを公式サイトで紹介している企業。
(2)温度管理:食品工場の「温度管理を自動化したい」というニーズに適した提案実績が公的機関に取り上げられた企業。
(3)工場全体:「工場全体のIoT化を進めたい」というニーズに適した規模の設備、製造実績を公式サイトに掲載している企業。