アクティブ販売で開発する選別機は色彩選別機と呼ばれており、1937年イギリスで初めて製品として誕生しました。アクティブ販売は、センサーやカメラにより色や成分の違いを識別する色彩選別機のしくみを利用し、より高性能かつ省スペースのCMOSシリーズを開発。
穀物の表面をリアルタイムで照射する技術は、独自で開発した導光体設計によるもので、スピード性も確保しています。また、この識別情報処理も高速化させ、流量設定もセンサーに合わせることなく設定することができるようになりました。一度の処理量を増やすことができるため、作業効率アップに貢献しています。
千葉ものづくり認定製品でもあるCMOSシリーズの特徴は、CMOSラインスキャンカメラを搭載し、低電力かつ高速化を実現させた色彩選別機です。また、3色のLEDを採用しており、より鮮明に識別することを可能とさせました。米や麦、蕎麦などの穀物と対象とした製品で着色不良などと良品とを素早く選別し、米を取り扱う会社の作業効率向上と品質と信頼継続のサポートをしています。
アクティブ販売は、米だけでなく雑穀と呼ばれる大豆やとうもろこし、ピーナッツなどの選別機BSEシリーズも提供しています。18ミリより小さなものであれば選別機にかけることが可能なため、用途も選べる点がポイントでしょう。オプション機能を追加することもできるため、導入状況や環境に合わせた活用ができます。
アクティブ販売への依頼を検討するにあたって、自社が抱える課題を把握することをおすすめします。
工程によって頼るべき企業は異なるため、どこの工程の自動化を行いたいのか(検査工程、温度管理、工場の新設に伴って全て…など)を
明確にすると良いでしょう。
その上で生産性向上の手段の1つとして、ロボットとインターネットを組み合わせた食品工場のためのIoT化を実現できる依頼先を選んでください。
アクティブ販売は、2001年会社設立から大豆用選別機市場調査および米穀用新機種市場調査の実施を行い、業界で求められる製品販売を進めてきました。タイ、フィリピンでの販売をしながら大豆用選別ベルトタイプ選別機の開発を成功させ、自社での製品開発にも力を入れてきた会社です。2006年には世界数ヵ国から新型選別機のオーダーを受けるなど、海外を中心とした導入実績がある点も特徴でしょう。この頃から主食用米・加工用原料米の製造販売を行う菅原精米工業株式会社への導入など、日本企業への導入事例も増えました。
引用元:http://www.activecorp.co.jp/history.html
アクティブ販売は、食品業界や米穀業界の品質維持をサポートする品質管理選別装置の開発・製造・販売を主として事業を行う会社です。日本のみならずマレーシアや中国をはじめとする世界各国での製品販売実績があることも特徴。商品の軸ともいえる品質確保のため、現在も7つの選別装置を展開しています。
千葉県千葉市に拠点を置くアクティブ販売の製品は、令和2年度『千葉ものづくり認定』を受けるなど実績のある会社です。ものづくりを通して、地元千葉に貢献するとともに、食品業界にも嬉しい機能を搭載した製品の開発をしています。認証を受けた製品“穀物選別機”では、菌被害粒除去機能を搭載するなど、技術面でも他社をリードする製品といえます。
本社所在地 | 千葉県千葉市中央区南町3-9-15 |
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創業年 | 平成13年6月設立 |
事業内容 | 穀物選別機の販売(輸出を含む)及び付帯サービス、並びに穀物の販売 |
公式サイト | https://www.activecorp.co.jp/ |
食品工場に特化したロボットシステムを提案しているロボットSIer。検査装置を搭載した整列・供給、箱詰めロボットシステムなどの開発を手掛けており外観検査の自動化で生産性を向上させます。
多くの仕入れ先の製品を組み合わせ、生産現場の課題解決につながるシステムを提案する産業用機器などの専門商社。工場の自動化やIoT化に注力しており、食品工場の温度管理を自動化させた実績もあります。
食品工場のみならず、OA機器業界や自動車業界など幅広い工場の生産ライン機器の製造実績を持つSIer。130人超のエンジニア(2021年4月時点)が在籍し、工場全体の自動化をマネジメントします。
※選出理由:幅広い業界の生産活動の高度化を推進する「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」(https://www.farobotsier.com/)の会員であるロボットシステムインテグレーター138社(2021年7月1日時点)の中から、食品工場向けのソリューションを提供しており、かつ各ニーズの条件を満たした会社を選出しました。
(1)検査工程:食品工場の外観検査と高速生産を両立するロボットシステムを公式サイトで紹介している企業。
(2)温度管理:食品工場の「温度管理を自動化したい」というニーズに適した提案実績が公的機関に取り上げられた企業。
(3)工場全体:「工場全体のIoT化を進めたい」というニーズに適した規模の設備、製造実績を公式サイトに掲載している企業。