クボタの特徴や取扱い製品・サービスについて調査しました。
クボタは環境関係をメインに多くの商品を開発しています。具体的には農業はもちろんのこと、水環境やエンジン、建設機械、精密機器・空調、素形材といったものでもちろん、食品工場の現場で活躍する製品も取り扱っています。
クボタの企業理念は「世界の明日のために、クボタができること」で、1890年の創業以来、食料・水・環境にかかわる地球規模の課題解決に取り組んでいます。それだけでなく、「3つのスピリッツ」に基づいて社員が働くことで、本当の意味で社会から求められる企業を目指しています。
クボタの中でも主力商品となっている「農機」は、自動運転が進んでいます。トラクタ・田植え機・コンバインの3機種でGPS搭載農機の製品化を2018年に実現。労働力減少や高齢化が進む今、生産工程を自動化することで生産性の向上が望めます。
KSAS(KUBOTA Smart Agri Sysyem)には、クラウドサービスを使って管理や作業計画、作業記録を行う「営農コース」と、機械のメンテナンスや稼働状況を確認する「機械サポートコース」の2つがあります。パソコンやスマホを使って管理ができるので、出先でも作業が可能。兼業や副業でも農業がしやすい環境を整備しています。
クボタへの依頼を検討するにあたって、自社が抱える課題を把握することをおすすめします。
工程によって頼るべき企業は異なるため、どこの工程の自動化を行いたいのか(検査工程、温度管理、工場の新設に伴って全て…など)を
明確にすると良いでしょう。
その上で生産性向上の手段の1つとして、ロボットとインターネットを組み合わせた食品工場のためのIoT化を実現できる依頼先を選んでください。
公式サイトに記載がありませんでした。
クボタの製品を使うと、主に生産工程を自動化できます。自動で農機を動かせたり、農場の管理や機械のメンテナンスを行ったりできるため、安定した供給を望めることはもちろん、自社農場を管理する工数を減らすことができます。
本社所在地 | 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 |
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創業年 | 1890年 |
事業内容 |
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公式サイト | https://www.kubota.co.jp/ |
食品工場に特化したロボットシステムを提案しているロボットSIer。検査装置を搭載した整列・供給、箱詰めロボットシステムなどの開発を手掛けており外観検査の自動化で生産性を向上させます。
多くの仕入れ先の製品を組み合わせ、生産現場の課題解決につながるシステムを提案する産業用機器などの専門商社。工場の自動化やIoT化に注力しており、食品工場の温度管理を自動化させた実績もあります。
食品工場のみならず、OA機器業界や自動車業界など幅広い工場の生産ライン機器の製造実績を持つSIer。130人超のエンジニア(2021年4月時点)が在籍し、工場全体の自動化をマネジメントします。
※選出理由:幅広い業界の生産活動の高度化を推進する「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」(https://www.farobotsier.com/)の会員であるロボットシステムインテグレーター138社(2021年7月1日時点)の中から、食品工場向けのソリューションを提供しており、かつ各ニーズの条件を満たした会社を選出しました。
(1)検査工程:食品工場の外観検査と高速生産を両立するロボットシステムを公式サイトで紹介している企業。
(2)温度管理:食品工場の「温度管理を自動化したい」というニーズに適した提案実績が公的機関に取り上げられた企業。
(3)工場全体:「工場全体のIoT化を進めたい」というニーズに適した規模の設備、製造実績を公式サイトに掲載している企業。