様々な分野での検査・分析に対応している JFEテクノリサーチ。食品分野でも導入できる製品があります。多数の技術スタッフが在籍。技術課題解決のサポートに力をいれています。製品・サービスの特徴などをまとめました。
食品をはじめ多岐にわたる分野における技術課題解決のため、分析、評価、調査、解析技術を組み合わせたワンストップサービスを提供している会社です。ナノテクノロジー、エレクトロニクス、建設・土木、食品、素材・材料、環境、機械、医療、自動車、エネルギー、表面処理・塗装・印刷などの分野で経験があります。細心の分析・試験設備を使用して、ナノ領域から大型構造物まで、幅広く取り扱い可能です。
全国に5つの事業拠点と9つの営業拠点を構え、広い地域もカバー。経験が豊富な500人の技術スタッフが在籍しています。さらに81人のエキスパート、そして高度な専門性を有した5名のフェローという体制です。ものづくりの様々な場面での技術課題解決のサポートを心掛けています。
※参照元：JFEテクノリサーチ公式サイト( https://www.jfe-tec.co.jp/finds/products.html )
NIR異物検査装置、食品の成分分析、有害金属の分析、バイオ試験、ハイパースペクトルカメラによる検査・計測など、食品製造過程で必要となる様々な検査や分析が可能な装置を提供しています。
NIR異物検査装置では、特殊なNIRカメラにより3つの波長成分を同時に検知して同色異物を検出します。対象物にダメージを与えない検査方法ですが、X線では検出できない同色異物、水分量、腐敗を検出可能。搬送中に使用できます。
食品の成分分析では、異物や抗生物質有害色素などの残留を検出する「抗生物質分析・色素分析」や健康維持に必要な物質の有用性評価分析を行う「生体必須元素の微量分析」が可能です。また、「におい」と「かおり」の分析評価にも力を入れています。
JFEテクノリサーチの製品・サービスの導入事例は見つかりませんでした。
JFEテクノリサーチは、検査・分析に特化したサポートをしています。食品工場で実施が必要な様々な検査に対応できるため、生産性向上にも役立つことでしょう。成分やにおいなどの分析ができるので、活用することで、より高品質な食品の製造を目指しています。
| 本社所在地 | 東京都千代田区大手町2-7-1 |
|---|---|
| 創業年 | 2004年 |
| 事業内容 | 研究・開発・設計支援、製造・検査支援、調査・技術サービス支援 |
| 公式サイト | https://www.jfe-tec.co.jp/ |
食品工場に特化したロボットシステムを提案しているロボットSIer。検査装置を搭載した整列・供給、箱詰めロボットシステムなどの開発を手掛けており外観検査の自動化で生産性を向上させます。
多くの仕入れ先の製品を組み合わせ、生産現場の課題解決につながるシステムを提案する産業用機器などの専門商社。工場の自動化やIoT化に注力しており、食品工場の温度管理を自動化させた実績もあります。
食品工場のみならず、OA機器業界や自動車業界など幅広い工場の生産ライン機器の製造実績を持つSIer。130人超のエンジニア（2021年4月時点）が在籍し、工場全体の自動化をマネジメントします。
※選出理由：幅広い業界の生産活動の高度化を推進する「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」（https://www.farobotsier.com/）の会員であるロボットシステムインテグレーター138社（2021年7月1日時点）の中から、食品工場向けのソリューションを提供しており、かつ各ニーズの条件を満たした会社を選出しました。
（1）検査工程：食品工場の外観検査と高速生産を両立するロボットシステムを公式サイトで紹介している企業。
（2）温度管理：食品工場の「温度管理を自動化したい」というニーズに適した提案実績が公的機関に取り上げられた企業。
（3）工場全体：「工場全体のIoT化を進めたい」というニーズに適した規模の設備、製造実績を公式サイトに掲載している企業。
