ティ・アイ・エスの生産性向上のポイントや製品・サービスの特徴をまとめました。
ティ・アイ・エスの製品は、さまざまな角度から包装を簡易化することが可能です。先にご紹介した段ボール包装の簡易化は、大きさや工程量に関わらず、顧客に合わせた設計を行うことが可能です。また、茶包装のように、ユニークな包装用機器も多数保有している点は、大きな特徴と言えるでしょう。
箱詰め工程を自動化するロボットです。製品の位置や傾きを検知するカメラを搭載しており、姿勢制御を自動で行います。タッチパネル操作と搬送ガイドの調整のみで段取りを変更することも可能です。
なお、段ボールが主な搬送物となっていますが、コンベアを変更することでトレイ投入も可能です。自社で扱う食材や食品によって、柔軟に変更できます。
釜と充填包装機が一体となった自動生薬煎じ包装機を開発。一度煮だした液体を包装機に入れ、充填包装を行うことが可能です。 従来は煮出した液体が冷えてしまい、パックしたあとに殺菌処理を行う必要がありました。しかしこの機械を利用することで、殺菌工程を省くことが可能です。なお、完成するパックは10mL単位で調整することが可能です。
ティ・アイ・エスへの依頼を検討するにあたって、自社が抱える課題を把握することをおすすめします。工程によって頼るべき企業は異なるため、どこの工程の自動化を行いたいのか(検査工程、温度管理、工場の新設に伴って全て…など)を明確にすると良いでしょう。その上で生産性向上の手段の1つとして、ロボットとインターネットを組み合わせた食品工場のためのIoT化を実現できる依頼先を選んでください。
事例の詳細はありませんでしたが、「製品パック詰めスカラーロボット」「製品箱詰めスカラーロボット」「製品箱詰め6軸ロボット」「パレタイジング6軸ロボット」「製品パック詰めパラレルロボット」など、さまざまなロボットシステムの業務実績があると記載されていました。
参照元:ティ・アイ・エス公式サイト(https://www.tis-web.co.jp/faindex/fajisseki.php)
多種多様な業界の自動化装置の提案を中心に、労働人口の減少にも耐えうる仕組みを導入しています。提案から基本構想、詳細設計まで一貫して対応できるため、小回りを利かせながら、顧客のニーズに対応するサービス提案を得意としています。
FA事業・エコシステム事業・サービス事業を「3本の柱」として、将来の日本のものづくりを支えるために必要となる企業を目指し、日々事業に取り組んでいます。 原点は開発支援やメンテナンスで、その知見を活かしながら、ロボットなどを活用した自動化設備や、検査装置の導入を行っています。
引用元:株式会社ティ・アイ・エス公式サイト( http://www.tis-web.co.jp/index.php)
本社所在地 | 福岡県福岡市博多区比恵町3-25 |
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創業年 | 1994年 |
事業内容 | FA事業、エコシステム事業、サービス事業 |
公式サイト | http://www.tis-web.co.jp/index.php |
食品工場に特化したロボットシステムを提案しているロボットSIer。検査装置を搭載した整列・供給、箱詰めロボットシステムなどの開発を手掛けており外観検査の自動化で生産性を向上させます。
多くの仕入れ先の製品を組み合わせ、生産現場の課題解決につながるシステムを提案する産業用機器などの専門商社。工場の自動化やIoT化に注力しており、食品工場の温度管理を自動化させた実績もあります。
食品工場のみならず、OA機器業界や自動車業界など幅広い工場の生産ライン機器の製造実績を持つSIer。130人超のエンジニア(2021年4月時点)が在籍し、工場全体の自動化をマネジメントします。
※選出理由:幅広い業界の生産活動の高度化を推進する「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」(https://www.farobotsier.com/)の会員であるロボットシステムインテグレーター138社(2021年7月1日時点)の中から、食品工場向けのソリューションを提供しており、かつ各ニーズの条件を満たした会社を選出しました。
(1)検査工程:食品工場の外観検査と高速生産を両立するロボットシステムを公式サイトで紹介している企業。
(2)温度管理:食品工場の「温度管理を自動化したい」というニーズに適した提案実績が公的機関に取り上げられた企業。
(3)工場全体:「工場全体のIoT化を進めたい」というニーズに適した規模の設備、製造実績を公式サイトに掲載している企業。