PACRAFTの特徴や取扱い製品・サービス、導入事例について調査しました。食品工場で使用する製品をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
PACRAFT株式会社は、1960年創業の東京に本社を構える会社です。レトルト食品用充填機では国内で高いシェアを誇ります（※）。世界で初めて、市販用レトルト食品の充填包装機の開発に成功しました。以来、省資源や食文化の発展のために、技術革新に努めています。
※参照元：PACRAFT公式HP（https://pacraft-global.com/competence/）
PACRAFT株式会社は、ナブテスコグループの一員です。東京本社のほか、山口県岩国市に工場があり、主要都市に営業所を設置。中国やアメリカ、ドイツなどにも支社を設け、海外ネットワークも拡大しています。
PACRAFTの給袋包装機は、大きく6つに分類されます。オプション機能を付加することで、カスタムメイドをしてもらうことも可能。150を超える自社チェック項目をクリアして出荷される安全性の高い製品です。製造担当者が工場に来て、動作確認を徹底して行ってくれます。
※参照元：PACRAFT公式HP（https://pacraft-global.com/competence/）
代表的な製品は、ウェット製品向け自動充填包装機とドライ製品向け自動充填包装機です。ウェット製品向けの機械は、レトルト食品やソース、飲料など液体だけでなく、固液混合物にも対応。ドライ製品向けの機械は、お菓子や冷凍食品に適しており、チャック関連装置やガス置換などのオプションも用意されています。
PACRAFTへの依頼を検討するにあたって、自社が抱える課題を把握することをおすすめします。工程によって頼るべき企業は異なるため、どこの工程の自動化を行いたいのか（検査工程、温度管理、工場の新設に伴って全て…など）を明確にすると良いでしょう。その上で生産性向上の手段の1つとして、ロボットとインターネットを組み合わせた食品工場のためのIoT化を実現できる依頼先を選んでください。
公式サイトに記載なし
PACRAFTの製品は、型替えが簡単でニーズに柔軟に対応でき、オプション追加も可能です。1台で何役もこなしてくれます。給袋包装機の導入により省人化ができて、生産性も向上できるでしょう。加えて、生産規模や生産ラインに合わせて包装システムをトータルで提案してくれるため、さらなる費用削減を目指すことができます。
| 本社所在地 | 東京都港区芝4-17-5 相鉄田町ビル8F |
|---|---|
| 創業年 | 1960年 |
| 事業内容 | 自動計量機・各種包装機および包装関連システム機器・包装プラントの開発、製造、販売 |
| 公式サイト | https://pacraft-global.com/ |
食品工場に特化したロボットシステムを提案しているロボットSIer。検査装置を搭載した整列・供給、箱詰めロボットシステムなどの開発を手掛けており外観検査の自動化で生産性を向上させます。
多くの仕入れ先の製品を組み合わせ、生産現場の課題解決につながるシステムを提案する産業用機器などの専門商社。工場の自動化やIoT化に注力しており、食品工場の温度管理を自動化させた実績もあります。
食品工場のみならず、OA機器業界や自動車業界など幅広い工場の生産ライン機器の製造実績を持つSIer。130人超のエンジニア（2021年4月時点）が在籍し、工場全体の自動化をマネジメントします。
※選出理由：幅広い業界の生産活動の高度化を推進する「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」（https://www.farobotsier.com/）の会員であるロボットシステムインテグレーター138社（2021年7月1日時点）の中から、食品工場向けのソリューションを提供しており、かつ各ニーズの条件を満たした会社を選出しました。
（1）検査工程：食品工場の外観検査と高速生産を両立するロボットシステムを公式サイトで紹介している企業。
（2）温度管理：食品工場の「温度管理を自動化したい」というニーズに適した提案実績が公的機関に取り上げられた企業。
（3）工場全体：「工場全体のIoT化を進めたい」というニーズに適した規模の設備、製造実績を公式サイトに掲載している企業。
