アイエイアイの生産性向上のポイントや製品・サービスの特徴をまとめました。
アイエイアイの電動アクチュエーターは、自動化装置内の生産性向上におすすめです。スムーズな加減速ができることで、サイクルタイムを短縮したり、チョコ停を削減したりできます。用途に合わせて4種類から選ぶことができます。
アイエイアイの電動アクチュエーターはボールねじ・リニアガイド・サーボモーター(あるいはパルスモーター)などで構成された駆動装置で、生産装置における搬送や組み立てに使われます。スムーズな加減速によりサイクルタイムを縮めたり、1度設定したら再調整が不要であることが強みです。
アイエイアイの「ワイドスライダー」は、許容負荷モーメントが同社の標準タイプに比べて最大14倍に向上しています。搬送装置の移動、加工組立工程や検査軸の位置決めを筆頭に、既存ヒントの置き換えや、真直度のセンサー、直交ロボットのベース軸にも使われます。
アイエイアイへの依頼を検討するにあたって、自社が抱える課題を把握することをおすすめします。
工程によって頼るべき企業は異なるため、どこの工程の自動化を行いたいのか(検査工程、温度管理、工場の新設に伴って全て…など)を
明確にすると良いでしょう。
その上で生産性向上の手段の1つとして、ロボットとインターネットを組み合わせた食品工場のためのIoT化を実現できる依頼先を選んでください。
1つ目は「パンの移載搬送装置」です。パンをトレーに移載するときは移載用のコンベアに切り出しますが、ストッパーで搬送タイミングを変える必要がありました。しかし、エレシリンダーを使うことで位置や速度の調整が簡単にできるため、スムーズな搬送を実現。その結果、サイクルタイムを短縮できました。
参照元:アイエイアイ公式HP「エレシリンダー導入事例」(https://www.iai-robot.co.jp/case/eletama/pdf/eletama_011-0012.pdf)
2つ目が「インスタントスープの選別装置」です。インスタントスープの箱における外観検査で、つぶれや印字漏れがないかを判断します。振り分けにはエアシリンダーを使っていましたが、停止時の衝撃で、コンベアの外にはじき出されるチョコ停がありました。しかしエレシリンダーだと、加減速度の調整ができることで改善できました。
参照元:アイエイアイ公式HP「エレシリンダー導入事例」(https://www.iai-robot.co.jp/case/eletama/pdf/eletama_003-0002.pdf)
アイエイアイは1976年に静岡県静岡市で誕生した老舗メーカーです。小型産業用ロボットの開発や設計、製造はもちろん、「エコファーム部」と呼ばれる新しい農業技術の開発にも携わっています。その実績から納入先には大手企業がずらりと並んでいます。
アイエイアイでは「製品の機能の向上」「製品の品揃え」「納期の短縮」「品質の向上」「サービスの向上」の改善を行うことで、信頼される企業を目指しています。2001年10月には品質マネジメントシステムに関する国際規格である「ISO9001」の認証も取得しています(2021年10月15日時点)※。
※参照元:アイエイアイ公式HP「品質への取り組み」(https://www.iai-robot.co.jp/company/quality/index.html)
| 本社所在地 |
静岡県静岡市清水区尾羽577-1 |
|---|---|
| 創業年 | 1976年 |
| 事業内容 | 小型産業用ロボットの開発・設計・製造・販売 新しい農業技術の開発(エコファーム部) |
| 公式サイト | https://www.iai-robot.co.jp/index.html |


食品工場に特化したロボットシステムを提案しているロボットSIer。検査装置を搭載した整列・供給、箱詰めロボットシステムなどの開発を手掛けており外観検査の自動化で生産性を向上させます。


多くの仕入れ先の製品を組み合わせ、生産現場の課題解決につながるシステムを提案する産業用機器などの専門商社。工場の自動化やIoT化に注力しており、食品工場の温度管理を自動化させた実績もあります。


食品工場のみならず、OA機器業界や自動車業界など幅広い工場の生産ライン機器の製造実績を持つSIer。130人超のエンジニア(2021年4月時点)が在籍し、工場全体の自動化をマネジメントします。
※選出理由:幅広い業界の生産活動の高度化を推進する「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」(https://www.farobotsier.com/)の会員であるロボットシステムインテグレーター138社(2021年7月1日時点)の中から、食品工場向けのソリューションを提供しており、かつ各ニーズの条件を満たした会社を選出しました。
(1)検査工程:食品工場の外観検査と高速生産を両立するロボットシステムを公式サイトで紹介している企業。
(2)温度管理:食品工場の「温度管理を自動化したい」というニーズに適した提案実績が公的機関に取り上げられた企業。
(3)工場全体:「工場全体のIoT化を進めたい」というニーズに適した規模の設備、製造実績を公式サイトに掲載している企業。