食品工場のIoT化を検討している方に、精工を紹介します。精工の製品・サービスの特徴や導入事例など、気になる情報をまとめました。食品工場に導入する製品を探しているなら、参考にしてみてください。
創業は明治44年(1911年)、「新鮮と安心を包む」を基本理念に、農産物用梱包資材や一般加工食品用包装資材をはじめ、雑貨屋お花など多岐に渡る梱包資材を開発・販売しています。
さらに、包装形態に対応した包装機械の製造・販売も総合的に行っており、時代と共に多様化・細分化する食品の包装に対応しています。
またフィルム二次加工メーカーとして事業展開もしており、製版・印刷・ラミネート・スリット・製袋まで、一貫生産が可能な設備も保有しています。
今や食は多様化し、核家族化や少子高齢化の中で、農産物の販売の仕方も変わってきています。それに伴い、食品の包装も多様化・細分化が進み、多種多様なニーズに応える必要が出てきました。
精工では、明治創業の頃から食品などの包装を行ってきた歴史があり、包装形態・サイズと仕様・包む商品から包装機械を選べるよう、あらゆる包装に対応しています。
現場での作業効率向上はもちろん、安全な食品を消費者に届けられるよう食品包装機械の開発を行っています。
地域密着の洋菓子店で、お菓子の詰め合わせを包装するための、自動角折包装機を導入しました。店舗に置くため、大きさやスピードは求めていなかったので、コンパクトで動かせるのはちょうどいい大きさでした。同業者からの紹介でしたが、価格が安いこともあり、導入しやすかったようです。
導入前は手作業で100個包むのに40分程度かかっていましたが、機械導入後は1人でも楽にできるようになりました。
※参照元:精工公式サイト(https://seikou-web.com/machine_bk53/)
精工では内製化によりフレキシブルな対応と短納期を実現しています。また一貫生産が可能な工場を3地域に分離して設けることで、輸送時間によるロスの削減を図っているほか、災害時の稼働不能を他の拠点がカバーできる体制を整えています。
本社所在地 | 大阪市北区西天満1丁目2番5号 大阪JAビル 8F |
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創業年 | 1911年 |
事業内容 | フィルム二次加工、オンデマンド印刷、包装機械、包装出荷資材 |
公式サイト | https://seikou-web.com/ |
食品工場に特化したロボットシステムを提案しているロボットSIer。検査装置を搭載した整列・供給、箱詰めロボットシステムなどの開発を手掛けており外観検査の自動化で生産性を向上させます。
多くの仕入れ先の製品を組み合わせ、生産現場の課題解決につながるシステムを提案する産業用機器などの専門商社。工場の自動化やIoT化に注力しており、食品工場の温度管理を自動化させた実績もあります。
食品工場のみならず、OA機器業界や自動車業界など幅広い工場の生産ライン機器の製造実績を持つSIer。130人超のエンジニア(2021年4月時点)が在籍し、工場全体の自動化をマネジメントします。
※選出理由:幅広い業界の生産活動の高度化を推進する「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」(https://www.farobotsier.com/)の会員であるロボットシステムインテグレーター138社(2021年7月1日時点)の中から、食品工場向けのソリューションを提供しており、かつ各ニーズの条件を満たした会社を選出しました。
(1)検査工程:食品工場の外観検査と高速生産を両立するロボットシステムを公式サイトで紹介している企業。
(2)温度管理:食品工場の「温度管理を自動化したい」というニーズに適した提案実績が公的機関に取り上げられた企業。
(3)工場全体:「工場全体のIoT化を進めたい」というニーズに適した規模の設備、製造実績を公式サイトに掲載している企業。