イシダの特徴や取扱い製品・サービスについて調査しました。
イシダは「食品にかかわる現場」を得意としています。食品工場や物流、小売などの現場への納品実績があり『食のインフラ』と言われています。また、食にかかわる機械を開発した実績を活かし、計量・包装・印字・検査・搬送工程において、食品と無関係の企業へ納品した実績もあります。
イシダの目指すべき姿は「世の適社・適者」で、世界中の人に喜ばれ世の中に必要とされる存在であり続けることを目標にしています。企業理念には「自分良し、相手良し、第三者良し」の「三方良し」を掲げており、豊かな社会づくりに貢献する企業を目指しています。
ファストバックでは、搬送工程を自動化させることができます。トラフ上の商品を前へゆっくり送り、素早くトラフを引き戻す水平運動を繰り返すことで、商品に傷をつけずに搬送可能。また商品に付着するシーズニングロスを減らすことで、コストの削減も実現しています。
ケースパッカーでは箱詰め工程を自動化させることができます。荷物を他の字のように詰める「田の字型」、包装後の製品をサシミ状に重ねて箱入れする「サシミ型」など、箱詰めする製品の形やサイズに合わせた積み方を設定することができます。箱詰め作業を自動化することで、省人化が期待できます。
食品工場のiot化を促進!
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食品製造工場は、材料の分量や味付けなどを職人の「属人的意識」に依存しやすいです。しかし、少子高齢化の今では人手不足が深刻です。イシダの製品を導入すると、歩留まりの可視化、生産ラインの流量調整、ピロー包装機による梱包などにより、少ない人員で高品質な商品を提供できます。
参照元:イシダ 公式サイト( https://www.ishida.co.jp/ww/jp/solutions/foodprocessing/)
食品センターや食品ベンダーでは労働力不足だけでなく、食の安全や消費期限の延長への対応も求められています。イシダの計量機はもちろん、包装・検査・値付け・仕分けまで携わることで、人手不足解消に加え、異物混入防止や食品表示法への対応も簡単に行えます。
参照元:イシダ 公式サイト( https://www.ishida.co.jp/ww/jp/solutions/delicatessen/ )
イシダは食品の製造や小売、物流に携わる工程のほとんどを自動化する技術を持っています。特に、計量・包装・印字・検査・搬送といった5つの工程は納品実績も多いです。ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。
本社所在地 |
京都府京都市南区西九条東比永城町75 GRAND KYOTO 3F ※2021年9月14日時点で「仮オフィス」と記載 |
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創業年 | 1893年 |
事業内容 | 食品にかかわる機械全般 |
公式サイト | https://www.ishida.co.jp/ww/jp/ |
食品工場に特化したロボットシステムを提案しているロボットSIer。検査装置を搭載した整列・供給、箱詰めロボットシステムなどの開発を手掛けており外観検査の自動化で生産性を向上させます。
多くの仕入れ先の製品を組み合わせ、生産現場の課題解決につながるシステムを提案する産業用機器などの専門商社。工場の自動化やIoT化に注力しており、食品工場の温度管理を自動化させた実績もあります。
食品工場のみならず、OA機器業界や自動車業界など幅広い工場の生産ライン機器の製造実績を持つSIer。130人超のエンジニア(2021年4月時点)が在籍し、工場全体の自動化をマネジメントします。
※選出理由:幅広い業界の生産活動の高度化を推進する「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」(https://www.farobotsier.com/)の会員であるロボットシステムインテグレーター138社(2021年7月1日時点)の中から、食品工場向けのソリューションを提供しており、かつ各ニーズの条件を満たした会社を選出しました。
(1)検査工程:食品工場の外観検査と高速生産を両立するロボットシステムを公式サイトで紹介している企業。
(2)温度管理:食品工場の「温度管理を自動化したい」というニーズに適した提案実績が公的機関に取り上げられた企業。
(3)工場全体:「工場全体のIoT化を進めたい」というニーズに適した規模の設備、製造実績を公式サイトに掲載している企業。